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公開日:2016年5月24日
最終更新日:2016年7月25日

fusegi

 

いままでの税務上の解釈が全く変わってしまう、といったことも時折ございます。

そういった情報を逃さないためには、日々の税金のメンテナンスが大事で・・・。

 

毎週月曜日に開催している無料法律税務相談所。

いつもは事務所内でのご相談を採り上げておりますが、今月は確定申告のご報告のためお客様のご自宅へお伺いした際のお話をしたいと思います。

 

「あ、伏木さん、よく来てくれたね。いま、初午の準備をしているから、ちょっとそこで座って待っててね。」

3月初旬、埼玉にあるAさんのご自宅に確定申告のご報告にお伺いしました。

遅咲きの梅が咲く立派なお庭、そこに佇むお稲荷さんに旗を飾るAさんを眺めながら待つこと10分。

「伏木さん、お待たせ。確定申告ご苦労さま。平成27年分は家賃収入が増えたから、税金いっぱい出たでしょ?」

「ええ、平成26年分より税金が増えていますが、修繕費の取扱いや、今回からご加入頂いた小規模企業共済(Vol.60参照)などが効いていて、うまく税額を圧縮できたと思います。」

「あらそう、ありがとう。所得税が済んだら、あとは相続税ね。先日伏木さんに薦めて頂いた相続税を計算する『いまから相続対策』、あれお願いしようかしら。

むかし自分で相続税を計算してみたのだけど、税金の仕組みってしょっちゅう変わるものね。」

「確かにそうですよね。相続税の計算のおおもととなる基礎控除が縮小され、今まで相続税の心配が無かった方たちまでも巻き込んだ大相続税時代に入ったことは記憶に新しいところです。

また相続税の計算に大きな影響を与える、土地の減額に関する規定は段階的に拡充されて、例えばこのご自宅の評価については納税者有利の変更があったりしています。

さらに従来ではダメとの見解であったものが、真逆の解釈に生まれ変わった取扱いもあります。」

「まあ、そうなの。それではいちど専門家に計算し直してもらった方がいいわね。

伏木さんがよく言う税金の人間ドック。『いまから相続対策』をお願いするわ。」

「はい、ありがとうございます。」

「ところで伏木さん、その真逆の解釈となったものってどんなことなの?」

「ええ、Aさん。私も今日お伺いしたときから、ずっと気になっていたのですよ。キーワードは先ほど出た初午です。」

 

相続税が非課税となる【庭内神し】

 

「初午?それが相続税とどう関係あるわけ?」

「相続税法上、墓所や霊びょう及び祭具並びにこれらに準ずるものは非課税と定められています。

先祖伝来のお墓や神棚・仏壇・位牌、そして先ほど旗を立てていらしたお稲荷さんがこれに該当します。」

「そうよねえ。一般の感覚として、そういうものに相続税がかかるなんて考えられないものよね。」

「ええ。ただし少々やっかいなのが、お墓は石の部分と土地の部分をまとめて非課税なのですが、例えばAさんのお庭にあるお稲荷さんなどの祠(ほこら)が建つ土地の部分は相続税が課税されていたのです。

非課税なものは、あくまでも祠そのものだけだと。」

「それっておかしいんじゃない?土地だって一緒でしょ。あ、これが真逆の解釈になったことなの?」

「はいAさん、そのとおりです。平成24年に裁判が終わり、今では国税庁のホームページにも新解釈としての問答集が載っております。

この新解釈となるためには、日常礼拝の用に供されていることが要件となりますので、催事を行い、果物等の供物をし、まさに先ほどAさんがなさっていた初午の準備のように日々祀るための祠である必要があります。

旗を飾るAさんを見ながら、『あ~、この土地は非課税だな』と思っていたことを白状しますね。」

「まあ、伏木さんはそんなこと考えながら見ていたの。まあ怖い(笑)。でもそんな風にいろいろなことに目を光らせて、我が家のことに相談に乗ってほしいわ。相続税のシミュレーション、ぜひお願いね。」

時刻はちょうどお昼。初午稲荷、ご馳走様でした!

 

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ワンパック相続・相続専門チーム
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