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公開日:2016年8月17日
最終更新日:2017年3月3日

 

土地を共有している場合に、その持分に応じて単独所有の現物分割をする共有物分割。

譲渡税や贈与税は発生しませんが、それ以外の各種コストには注意が必要です。

相続税申告まであと2ヶ月!?

今回無料相談会にいらしたSさん、お聞きすると相続税の申告期限まで残り2ヶ月を切るとのこと。

ご自身で作業できると思って進めていたけれども想像以上に計算が難しかったので申告書が作成できず、兄弟も全国に散らばっているためにほとんど協議もしていない、気が付けば残り2ヶ月・・・という状況でした。

未分割では優遇税制を使えません

「伏木さん、どうぞよろしくお願いします。」

「初めまして、Sさん。さっそくですが、相続税の財産評価に必要な資料が不足しているようです。まずはこれらの資料収集をし、評価・検証・節税プランの構築、といった行程を経ると、ご兄弟皆様での分割協議に充てられる期間はほとんど取れないかも知れません。おおよその分割イメージはございますか?」

「いやいや伏木さん、ほとんどゼロベースと言って等しいのですよ。一度私が計算した評価額を基に兄弟で集まって分割協議をしたのですが、その評価額が間違っていたため議論が振り出しに戻ってしまいました。決して兄弟間で揉めているということは無いのですが、私は東京在住で、弟2人が関西に住んでいますので話し合ったのはそれっきりなのです。」

とほとほと困り果てたご様子です。

「Sさん、申告期限までに分割協議がまとまっていない未分割の状態だと、相続税が大きくなり、また優遇される税制が適用できません(Vol.69)。ざっと相続税を計算しますと、この優遇税制が適用できなければ申告期限に現金納付をする必要が生じます。相続財産の預金だけでは不足しそうですね。」

「そうですか・・・。誰がどの相続財産を取るのかはおおよそ決まってくるのですが、実家の隣にある大きな土地が全くの白紙状態です。道路付けも良く、価値がありそうなのですよ。ここを取得する人の取得額が突出してしまうだろうから、話合いは難航しそうです。」

共有物分割

「例えばSさん、状況が状況ですのでこんな方法も考えられます。その大きな土地をいったん共有での取得とし、後に 『共有物分割』 という方法で各人それぞれの単独所有に帰属させる方法です。」

土地を共有している場合において、その共有に係る一の土地についてその持分に応ずる現物分割があったときには、その分割による土地の譲渡はなかったものとして取り扱う。

「分割後の土地の価額の比が、共有持分の比におおむね等しければ、単独所有に帰属させる際に課税関係は生じません。申告期限で分割は確定しますので、優遇税制を適用して納税額を抑えることができます。」

「伏木さん、これはいいですね。現実的には申告期限までに協議はまとまらないと思いますので、弟たちへ言ってみます。」

「Sさん、いいことばかりではありません。デメリットとして、「測量費用」、「分筆費用」、「登録免許税(原則2%)」、「登記費用」 が余分に発生します。これらの合計額は相続税の節税額よりも小さいかも知れませんが、思わぬ出費に注意が必要です。」

「なるほど、大変参考になりました。ありがとうございました。」

fusegi

 

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